2026年9月15日
インドアゴルフ開業で失敗しないために|よくある7つの落とし穴と対策
インドアゴルフを開業するとき、
「シミュレーターを入れれば始められる」
「良い物件が見つかれば大丈夫」
「オープンすれば自然に会員が増える」
と思ってしまうことがあります。
しかし、実際には開業前の判断ひとつで、その後の運営のしやすさが大きく変わります。
インドアゴルフは、店舗を作ることがゴールではありません。
設備を入れて店舗を作ることと、実際に店舗を運営し続けることは別です。
今回は、インドアゴルフ施設の運営・管理に携わるEGG CLUBの視点から、開業前に気をつけたい7つの落とし穴と、その対策をわか
りやすく解説します。
1.物件を先に契約してしまう
インドアゴルフ開業で、最初に注意したいのが物件です。
家賃や立地だけを見て、
「ここなら良さそう」
と契約してしまうのは危険です。
インドアゴルフでは、
- 天井高
- 打席の奥行き
- 横幅
- 柱の位置
- 電源容量
- 空調
- 防音
- 搬入経路
- 駐車場
- 周辺環境
など、確認する項目が多くあります。
物件としては使えても、ゴルフクラブを安全に振れるとは限りません。
対策
物件を契約する前に、
- シミュレーター・打席・スクリーンを実際に設置できるか
を確認しましょう。
「物件を決めてから設備を考える」のではなく、物件と設備を同時に考えることが大切です。
2.打席サイズをギリギリで考える
図面上では入っていても、実際に使用すると狭く感じるケースがあります。
特に注意したいのは、
- ドライバーを振ったときの余裕
- 左右打席との距離
- 後方スペース
- スクリーンまでの距離
- ゴルフバッグの置き場所
です。
インドアゴルフでは、お客様が安心してクラブを振れることが最優先です。
対策
設備が「入るか」ではなく、
- 実際に人が使ったときに安全で使いやすいか
まで考えてレイアウトを決めましょう。
3.シミュレーターの価格だけで予算を決める
開業費用を考えるとき、シミュレーター本体に注目しがちです。
しかし、必要になるのはそれだけではありません。
例えば、
- スクリーン
- プロジェクター
- パソコン・モニター
- 打席マット
- ネット
- 照明
- 空調
- 電気工事
- 内装
- 家具
- POS
- 予約・会員管理
- 看板
- 広告
などがあります。
シミュレーター本体の価格だけで考えると、後から追加費用が増える可能性があります。
対策
店舗全体の初期投資として予算を組みましょう。
設備費だけではなく、開業後数か月の運転資金も含めて考えることが重要です。
4.スクリーン・防音・空調を軽く考える
インドアゴルフでは、実際に営業を始めてから気づく問題があります。
その代表が、
- 音・衝撃・温度
です。
- スクリーン
スクリーンには強い打球が繰り返し当たります。
そのため、
- 耐久性
- 衝撃
- 跳ね返り
- 打球音
- 映像投影
を考慮する必要があります。
- 防音
ドライバーのインパクト音やスクリーンへの打球音は想像以上に響く場合があります。
特にテナントの場合、周囲への配慮が必要です。
- 空調
ゴルフは屋内でも体を動かします。
室内の温度や湿度が快適でなければ、長時間利用しにくくなります。
対策
設備を単体で考えず、
- 店舗全体の快適性
として設計しましょう。
5.売上・会員数を楽観的に考える
事業計画では、
「これくらい会員が集まるだろう」
という希望だけで数字を作らないことが重要です。
必要なのは、
- 家賃
- 人件費
- システム費
- 光熱費
- 広告費
- 保守費
- その他固定費
を整理し、
- 何人の会員・何件の利用が必要なのか
を計算することです。
対策
まず毎月必要な固定費を出します。
そのうえで、
- 損益分岐点となる会員数・売上
を確認しましょう。
「何人来たら成功するか」ではなく、
- 最低何人必要なのか
を知っておくことが大切です。
6.POS・予約・会員管理を後回しにする
店舗づくりでは設備や内装を優先し、
「システムは最後でいい」
となりがちです。
しかし、開業後の業務には、
- 予約
- 会員管理
- 会計
- キャッシュレス
- 売上管理
- 入退店
- 商品管理
などがあります。
これらを別々に考えると、スタッフの作業が増える可能性があります。
対策
開業前に、
- お客様が予約してから帰るまでの流れ
を一度整理します。
例えば、
- 予約
- 来店
- 受付
- 練習・レッスン
- 会計
- 退店
この流れの中で、どこをシステム化するかを考えましょう。
7.開業後の運営を考えていない
最も大きな落とし穴が、
「店舗を作ること」が目的になってしまうこと
です。
実際の運営では、
- 清掃
- 接客
- 問い合わせ対応
- 予約トラブル
- 会員対応
- 設備トラブル
- レッスン
- 売上管理
- キャンペーン
- 集客
など、毎日の業務があります。
オープンした瞬間から、これらを回していかなければなりません。
対策
開業前に、
- 誰が・何を・いつ行うのか
を決めておきます。
特に無人・省人店舗では、
「人がいないから楽」
ではなく、
- 人がいなくても回る仕組み
を作る必要があります。
無人・省人化にも注意が必要
インドアゴルフでは、無人・省人運営を検討するケースもあります。
人件費を抑えやすいメリットはありますが、
- 初めて来店したお客様への案内
- 機械の操作方法
- 設備トラブル
- 清掃
- セキュリティ
- 緊急時対応
などをどうするか考える必要があります。
「無人にすること」そのものを目的にせず、
どこを自動化し、どこに人が必要なのか
を考えることが重要です。
レッスン店舗なら人材も早めに考える
レッスンを提供する場合は、
- 誰が教えるのか
も開業前に決めておきたいポイントです。
インストラクターを採用するのか、業務委託にするのか、オーナー自身が指導するのかによって運営方法が変わります。
また、技術だけでなく、
- 接客
- 説明力
- 会員とのコミュニケーション
- 継続率
なども店舗運営に影響します。
開業前チェックリスト
インドアゴルフ開業前に、最低限確認しておきたい項目です。
- 事業計画
- 店舗コンセプトは決まっている
- ターゲット客が明確
- 初期投資を把握している
- 月々の固定費を把握している
- 損益分岐点を確認している
- 物件
- 天井高を確認した
- 打席の横幅・奥行きを確認した
- クラブを安全に振れる
- 電源容量を確認した
- 空調を確認した
- 防音について確認した
- 設備
- シミュレーターを比較した
- スクリーン仕様を決めた
- プロジェクター等の周辺設備を確認した
- メンテナンス方法を確認した
- 店舗運営
- 予約方法を決めた
- 会員管理方法を決めた
- 会計方法を決めた
- キャッシュレス対応を検討した
- 清掃方法を決めた
- トラブル時の対応を決めた
- 人材
- スタッフ人数を決めた
- レッスン担当者を決めた
- 営業時間ごとの人員配置を考えた
「運営しているから、わかる。」
インドアゴルフ開業では、設備を選ぶ知識だけではなく、
開業したあと、どう店舗を運営するか
という視点が重要です。
EGG CLUBは、実際にインドアゴルフ施設の運営・管理に携わっています。
その現場経験をもとに、
- 事業計画
- 店舗構成
- シミュレーター・設備選定
- ゴルフスクリーン
- POS・店舗DX
- 開業後の運営相談
などについてご相談いただけます。
物件契約の前からご相談ください
インドアゴルフ開業で大きな失敗を避けるためには、
- できるだけ早い段階で店舗全体を考えること
が重要です。
まだ物件が決まっていない段階でも構いません。
「何から始めればいいかわからない」
というところからご相談いただけます。
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物件契約前でも相談できますか?
はい。むしろ物件契約前に、必要な広さや設備条件を確認しておくことをおすすめします。
X-GOLF以外のシミュレーターでも相談できますか?
はい。店舗の目的や予算に応じて、他社製品を含めた設備選定についてご相談いただけます。
内装工事もお願いできますか?
EGG CLUBは施工会社ではありません。必要に応じて専門会社をご紹介します。
無人店舗の相談もできますか?
店舗の運営方法や必要なシステムを確認しながら、省人化・店舗DXについてご相談いただけます。
開業後の運営も相談できますか?
実際の店舗運営・管理経験をもとに、状況に応じた運営相談にも対応しています。